【2022年 最新比較】残クレとカーリースの違いは? どっちがお得?

残クレとカーリース
【2022年 最新比較】残クレとカーリースの違いは? どっちがお得?

残クレとカーリースの違いが分からない。いったい、どこが違うの?

クルマが欲しいけど、残クレとカーリースはどっちがお得なのか。こういった疑問に答えていきます。

もくじ

残クレとカーリースとは?

残価設定
残クレとカーリースとは

残クレとは?

残クレとは、正式には「残存設定価格クレジット(ローン)」といいます。

残クレは、購入したクルマの車両価格から、例えば5年後の残価を設定して、その分を差し引いた価格を分割で支払うシステムのことです。

残価:そのクルマの将来の残存価値(予想下取り価格・買取保証額)のこと

残価は、人気車種であれば高く設定できるので、その分だけ月々の支払いが安く済みます。

例えば、車両価格200万円のクルマの5年後の残価が、新車価格の40%(80万円)なら、残価を除いた60%(120万円)を5年間で分割返済しますが、残価が60%(120万円)と多ければ、5年間で返済するのは40%(80万円)で済みます。

カーリースとは?

カーリースとは、あなたが選んだクルマをリース会社が代わって購入し、契約期間を決めて、月々定額料金を支払って借りるサービスです。

残クレと同じく、クルマの車両価格から契約期間終了後の残価を決めて、その分を差し引いたリース料金を支払うシステムのことです。

カーリースも、人気車種であれば残価を高く設定できるので、その分だけ月々の支払いが安く済みます。

▼残価設定の支払いイメージ

引用:千葉県 Hoda Cars 総合サイト
ここまでのまとめ
  • 残クレもカーリースも、車両価格から残価を差し引いた価格を毎月支払う

残クレとカーリースの違いは?

残クレとカーリースの違いは?

では、同じ残価設定をする 残クレとカーリースでは、どのような違いがあるのでしょうか。

まず、クレジットとは「商品やサービスの代金を後から支払うこと」を意味します。

例えば、クレジットカードで買い物をすると、その代金を一旦、カード会社が立て替えてくれます。

今では、当たり前になった便利な支払方法です。

つまり、残クレは、車両価格から残価を差し引いた金額を、返済期限までに、立て替えてくれたカード会社へ毎月返済するものです。

一方、カーリースは、車両価格から残価を差し引き、自賠責保険・自動車税(種別割)・自動車重量税・車検費用などを含めた金額を、毎月定額のリース料としてリース会社へ支払うものとなります。

カーリースは、諸費用をトッピングした感じですね。

なお、残クレは、自賠責保険・自動車税(種別割)・自動車重量税・車検費用などは含まれておりませんので、別途支払う必要があります。

カーリースの支払いイメージ

引用;オリコオートリース

▼残クレとカーリースの違い

スクロールできます
残クレカーリース
残価設定
自賠責保険×
任意保険×
自動車税(種別割)×
環境性能割×
自動車重量税×
車検などのメンテナンス費×
残クレとカーリースの違い

※リース会社の契約プランにより、コミコミの場合があります

ここまでのまとめ
  • 残クレ:車両価格-残価を、返済期限までにカード会社へ返済するもの
  • カーリース:(車両価格-残価)+諸経費をリース料としてリース会社へ支払うもの

残クレとカーリースの契約終了後は?

残クレとカーリースの契約終了後は?

残クレの場合

残クレの場合は、以下の方法があります。

  • クルマを返却する ※残価の支払い不要
  • 同じディーラーで新しいクルマに乗り換え ローンを継続する ※残価の支払い不要
  • 残価を一括で払いクルマを買い取る 

カーリースの場合

カーリースの場合は、以下の方法があります。

  • クルマを返却する
  • クルマをもらう ※もらえるプランの場合
  • 再契約する
  • 新たなクルマに乗り換える 

残クレとカーリースの3つのメリット

残クレの3つのメリット

毎月の支払額が安い

残クレは、残価設定されている分だけ、毎月の支払額が少なくて済みます。

残価が保証されている

クルマは、購入後から価値は下がっていきます。

残クレは、買取保証額が決まっていますので、安心して乗ることができます。

ライフスタイルの変化に合わせられる

3~5年で乗り換えができるので、ライフスタイルの変化に合わせて、クルマを選ぶことができます。

カーリースの3つのメリット

初期費用がかからない

頭金が必要なく、契約した期間は月々定額で利用することができます。

保険料や税金がコミコミ

月々のリース料金には、残価分を差し引いた車両価格+自動車税(種別割)+環境性能割+自動車重量税+自賠責保険が含まれています。

残価設定分だけ支払いが安くなる

残クレと同じく、月々のリース料金には残価が含まれておりませんので、その分支払いを安くできます。

▼残クレとカーリースの3つのメリット

残クレカーリース
毎月の支払が安い初期費用がかからない
残価が保証されている保険料や税金がコミコミ
ライフスタイルの変化に合わせられる残価設定分だけ支払いが安くなる
残クレとカーリースの3つのメリット

残クレとカーリースの3つのデメリット

残クレとカーリースの3つのデメリット

残クレの3つのデメリット

利息が高い

残クレは、利息が高めです。利息は、残価を含めた元金にかかるため高くなります。毎月の支払額が少ないので、元金が減るスピードも遅くなります。

ジャパネットが負担してくれたらいいのに…

  • 銀行マイカーローン:金利は1~2% 安いが審査がきびしい
  • ディーラー(販売店)ローン:金利は4~8% ディーラーで申し込み可能で 審査も早め
  • 残クレ:金利は3~5% 銀行ローンとディーラーローンの中間くらい

 ※ローン会社によって金利は異なります

走行距離制限がある

残価設定をすることで、契約終了時のクルマの価値を高くするため、走行距離の制限があります。

中古車は、走行距離が少ないと 価値は高くなります。

乗り換えの時は同じ車となる

カーリースの3つのデメリット

走行距離制限がある

残クレと同じく、残価設定をするため、走行距離制限があります。契約した距離をオーバーしてしまわないように気を付ける必要があります。

中途解約が出来ない

カーリースは、中途解約が出来ません。

カスタマイズが出来ない

カーリースは、契約終了後、原則クルマを返却しないといけませんので、元に戻せないカスタマイズは出来ません。

▼残クレとカーリースの3つのデメリット

残クレカーリース
利息が高い走行距離制限がある
走行距離制限がある中途解約が出来ない
乗り換えの時は同じ車となるカスタマイズが出来ない
残クレとカーリースの3つのデメリット

まとめ

今回は、残クレとカーリースの違いについて解説してきました。残クレもカーリースも、車両価格から残価を差し引いた価格を毎月支払うという点は同じです。

大きな違いは、毎月の支払い額に自賠責保険・自動車税(種別割)・自動車重量税・車検費用などが含まれているかどうかです。

残クレなら、税金などの諸費用が含まれていない分、毎月の支払額が少なくて済みますし、カーリースなら、諸費用がコミコミなので維持管理がラクというメリットがあります。

どちらが良いか、よく考えて決めてくださいね。

この記事のまとめ
  • 残クレもカーリースも、車両価格から残価を差し引いた価格を毎月支払う
  • 残クレ:車両価格-残価を、返済期限までにカード会社へ返済するもの
  • カーリース:(車両価格-残価)+諸経費をリース料としてリース会社へ支払うもの
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