クルマを売る時、必要な書類の中に「委任状」があります。
その委任状は、どのように書けばいいのか?`他に必要な書類は何なのか?
図解で、わかりやすく解説していきたいと思います。
しつこい営業電話なし!中古車買取一括査定委任状について
委任状は、本人が手続きできない時に、代理人に手続きをしてもらうための書類です。
クルマの所有者には、その所有者の登記が義務付けられていて、クルマを売る時には、名義変更をする必要があります。
名義変更をしないと、クルマを売却しても「自動車税(種別割)」がかかり続けることになります。自動車税(種別割)は、毎年4月1日時点で、排気量に応じて毎年課税されますので、注意しましょう。
委任状は、国土交通省のサイトからダウンロードできますし、買取業者に依頼する場合は買取業者が用意してくれます。
委任状のダウンロード:国土交通省 委任状
それでは、委任状の書き方について、詳しく解説していきます。
クルマを売る時の委任状の書き方
委任状が用意出来たら、書き方は次のとおりです。
① 受任者の住所と氏名を記入
受任者の住所と氏名を、本人に記入してもらいます。
受任者とは、委任される人のことで、あなたの代わりにクルマの名義変更の手続きをする人になります。
受任者の欄は、空白で渡されることもありますが、あとから買取業者が記入するスペースになります。
- 委任者:委任する人
- 受任者:委任される人
② 申請内容を記入
あなたの名義を他人名義に変更しますので「移転登録」と記入します。移転登録とは、クルマを売買等により、譲渡譲受することです。
移転登録:クルマを売買等により、譲渡譲受すること
③ 自動車登録番号か車台番号を記入
あなたのクルマの自動車検査証(車検証)に記載されている自動車登録番号(ナンバープレート)か車台番号を記入します。
- 自動車登録番号:ナンバープレート
- 車台番号:国土交通省が車両1台1台に割り当てる番号
④ 申請する日を記入
手続きをする日を記入しますので、当日でなければ空欄のままにしておいてください。
⑤ 委任者の住所と氏名を記入して実印を押印
あなた(委任者)の住所と氏名を記入して「実印」を押印してください。その際「印鑑登録証明書(発行日から3か月以内)」も必要になりますので、役所で手続きをして、発行してもらってください。
▼印鑑登録証明書
実印は、本人の印章であると認められているもの。大切な契約時に、実印と印鑑登録証明書が必要となります。
その他 あなたが必要な書類
その他、クルマを売る時に必要となるのが、以下の書類です。
もし、自動車リサイクル券を無くしてしまった場合は、次のとおりです。
原則、再発行はできませんが「自動車リサイクル料金の預託状況」を印刷すれば、自動車リサイクル券の代わりとして使用できます。
車両区分および車台番号の入力が必要になりますので、自動車検査証(車検証)をご用意ください。
■手順はこちら
譲渡証明書の書き方
譲渡証明書は、あなたから新しい所有者へクルマを譲渡したことを証明する書類のことです。譲渡証明書の書き方は、次のとおりです。
軽自動車を売る時に必要な書類
軽自動車を売る時に必要な書類は、次のとおりです。
- 自動車検査証(車検証)
- 自賠責保険証明書
- 軽自動車納税証明書
- 印鑑(認印でも可)
- 自動車リサイクル券(購入時にリサイクル料金の支払った証明として、販売店から発行される券)
まとめ
今回は、クルマを売る時に必要な委任状の書き方と必要な書類について、解説してきました。
自分で手続き出来ない場合は、代理人に依頼して手続きをしてもらうことになります。
専門のクルマ買取業者に依頼すれば、安心ですので、お気軽にお問い合わせをしてみてください。
≫【2022年最新】車買取のおすすめ業者は?ランキングTOP5